Mome Wonderland

Dodo
ドードー
……………………。………………………、こんにちは。
あっ、……ああ……。ごめんなさい。驚かせるつもりはなくって……。
……あの……お困りのことがあったら、いつでも言ってくださいね。
この場所での出逢いが、あなたにとって素敵な宝物になりますように。
……お手伝いも心許ない身ですけれど、お祈り、しています……。
性別 / 身長 / 外見年齢 / イメージカラー
女 / 160cm / 17歳 / ブラウン(#5c3418)
好きなもの / 嫌いなもの
紅茶、皆の笑顔 / 暴力
現実世界においては絶滅に至った、七面鳥より更に巨大な鳥――の名をなぜか賜っている、ごく普通の人間の少女。正確に言えばいわゆる“普通の”人間から、積極性と存在感を極限まで引き算して出来上がるのが彼女であろうか。ぽつりぽつり、こそりこそり、葉擦れの音に紛れそうな囁きがどこからともなく聞こえてきたなら、十中八九ドードーが背後に佇んでいる。心臓に悪い、気配を消すなと女王に怒鳴られる頻度は、城の小間使いとして長らく働いていながら未だ減る兆しを見せず。几帳面に編まれた長い三つ編み、丸眼鏡の奥の双眸、質素なデザインのワンピース、どれも揃いのくすんだ茶色。色彩豊かなファンタスマゴリアにおいては却って保護色ともなり得ぬはずの地味な装いが、しかしいつ如何なる時も空気と同化してしまうなど、或る意味これも一種のファンタジーかと捉えられるやも知れない。尤もそんな地味娘も、住民達の例にもれず此処での暮らしに充足していることは確かである模様。突然の災難に巻き込まれた面々を案じながら「皆さまもきっと、皆さまの形で幸せになれます」と信じる少女が、いつかに迎えたハッピーエンドの形。それは控えめながらも曇りのない笑顔と、左手薬指に光る永遠の環が何とはなしに物語っていよう。