Mome Wonderland

月影遠く照り渡る先 見霽かす国の出逢いや尊し
夢幻と消えて残れる温もり 星屑となりて心照らし、歌屑となりて心潤す
あなたとあなたの愛し君が こよなき幸を留め置くのなら
今ひとたびを信じ続け のぞみ続けて歩むなら

想いは月を飛び越えて ふたりを繋ぐ架け橋となろう


――...by Rabbit〈Dream's administrator〉
 あなたと出会ったおとぎの国から、ふたりで一緒に戻ってきた世界。目覚めると、わたしはひとり。現実ではただいつも通りに一晩眠っただけの、何の変哲もないさわやかな朝を迎えていた。夢から何かを持ち帰れはせず、自由自在に行き来が叶うはずもない。ファンタスマゴリアでの日々を、明確なかたちとして示せる証左はなにも手元に残らないまま。不思議なことなどまったく起こり得ない、いつも通りの日常に戻っていた。
 ……ううん、残っているものがひとつだけある。あの場所で共に過ごし、言葉を交わし、心を通わせ合った……そんな、確かな記憶。他の誰でもない、あなたの記憶が。

 でもそれだって、わたしひとりじゃ足りない。今は心を強く持っているけれど、きっとだんだん心許なくなっていくわ。
一夜の夢でも、あの出会いは本物だった、って。そう一言教えてくれるあなたがいれば、もうなんにも不安はないのにな。

 ねえ。今、笑っていますか?
 泣いているのなら、どうか呼んでください。涙を拭える距離まで会いに行くわ。
 今、しあわせですか?
 一緒にしあわせになるのだと、あなたの声で教えてください。
 ここから――今、わたしとあなたが佇むこの場所から。もう一度、ふたりの物語をはじめるために。

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 おとぎの国ファンタスマゴリアから、現実の日常に戻った二人。目覚めの数日後か、数ヶ月後か、或いは年を経た後か。この世界のどこかで必ず、再び出逢うこととなります。
 “アリス”だった女性は、日常の中で過ごす一場面を描いてください。
 青年は、見つけ出してください。たったひとり、“目覚めたら一番会いたい”と願った彼女の姿を。

 ワンダーランドを囲む高い壁も、定められたハッピーエンドもない現実世界に生きる今。物語の続きは、新たに訪れるはじまりの1ページは、あなた方の手に委ねられています。
 どうかあなたにとって、ふたりにとって、良き未来でありますように。

【開始】女性 【場所】自由
【時間】夢から醒めた後、いつかの日常 【期間】02/24~03/02(PL様がお休みになるまで)