Mome
Wonderland
約1ヶ月間限定*『アリスの恋人』設定*NL*不思議の国の住人×迷い込んだ少女

Welcome!

ようこそいらせられました。お会いできて嬉しゅうございます。当サイトは小柳奈穗子作・演出による宝塚歌劇団の舞台『アリスの恋人』にインスピレーションを受けた、約1ヶ月間期間限定オリジナルオンリーNLキャラレスサイトです。 上記の言葉やキーワードに対し、何らかの嫌悪感を抱かれる方はブラウザバックをお願い致します。寧ろ歓迎だと感じていただけた方、興味を抱いてくださった方は、どうぞstoryより物語の序章へお進みくださいませ。

MainLast Questionnaire


きゃらズさーち / きゃらズまてりある / azulbox カスタマイズ小ネタ / きゃられすアンテナ / Cherry / Retrofan / Miss von Smith / NEO HIMEISM / くちばし欠けた
[Pixiv]kayu*様 / mitsu様 / ツヅウズ
[Icon]Arianrhod / April / Belle / BLUISH / flor / hiatus / jumble /loose / NOIVA / 一日一善 / かむかむちーず / だからケバブじゃねぇんだから

Story

Start from here...

Alice’s side...

 なにもかも投げ出して、遠くへ逃げてしまえたらいいのに。
 なんて声に出して言おうものなら、現実逃避も大概にしろって怒られちゃうのかしら。
 でも、そんな気分になってしまうことは誰だってあると思うの。つらい現実を忘れて、しらない場所へ飛んでいってしまいたい!って。

 わたしは今、まさにそんな気分。
 最近はお勉強も恋も、なにも上手くいかない。……生きていれば色々あるものだ、長い目で見ればいずれ些末な問題になる。なんて、そんな正論も耳に入らないくらい駄目駄目な落ち込み方をしていた。

 だからどうか、うんと遠くに。こことは違う、できれば楽しい世界に。
 移ろった思いはふと記憶の隅っこ、幼い頃に読んだ童話だかベストセラー小説だかの内容を呼び起こす。
 ……ああ、そうそう。好奇心にまかせて駆け出した女の子が、穴に落っこちて見知らぬ世界へ迷い込んでしまう。そんなお話だったわね。
 個性豊かなキャラクター達、くるくる変わる景色。日常生活では決して出会えないものたちに振り回されながら、あのヒロインはなんだかんだ楽しそうにしていた気もするの。
 いいなぁ。招かれてはじめて扉がひらく世界なら、誰かわたしを招いてくれれば良いのに。

――誰か、助けて。

 現実味のない思考を揺蕩わせていたさなか、ひとつの声が脳裡に響く。
 一瞬、わたしの独り言が反響しただけかと思ったけれど……違う。
 もっと切実で、もっと哀しくて。いまにも壊れてしまいそうな、そんな声。

「……誰? 誰が、呼んでいるの?」

 辺りを見回して、呼びかける。耳を澄ます。
 理由の知れない焦燥に駆られながら、声の発信源を探し求めるように。
 そして、なにも考えず踏み出した――踏み出すはずだった一歩は、予想に反して空を切る。

 うっかり段差から足を踏み外したのか、マンホールの蓋が開いてでもいたのか。はたまた本来は地面だったはずの場所が、突然底なしの穴と化してしまったのか。
 一瞬のできごとに判断もままならず、ただ真っ逆さまに落ちる落ちる。

 ふと気が付いたとき、辺りは見覚えのない光景に様変わりしていた。
 まあるい月と星が煌々と輝く空、静かな宵に咲き匂う花、さえずるナイチンゲール。遠くに可愛らしい街並みが見える。辺りをかたち成す光彩すべてが、おとぎ話みたいに綺麗なところ。
 驚きも忘れて、暫く魅入られていた時のこと。

「――…きみは誰?」

 振り返った先に、あなたがいた。
 なにげない視線の交わし合いは、けれど紛れもなく、ふたりの物語がはじまる合図だった。

Man’s side...

 おとぎ話の世界とは、往々にして幸福を約束されているものである。
 全ての願いがなんの躊躇もなく叶えられ、試練があっても大抵は乗り越えられる。賑々しく自由でありながら、決して物語の定石を破られはしない世界。どこまでも、平和そのもののワンダーランド。
 それが僕の住処だった。

 ここは、謂わば完成されたおとぎの国だ。住民の心模様も空模様も至って穏やかな様は、さながらハッピーエンドを迎えた後の絵本か何かのよう。誰かが創った“幸せな物語”においては戦も災害も住民同士の諍いも、筋書きに関係なければ決して起こり得ないものだ。況してや「Happy ever after.」で締め括られたフェアリーテイルに、今更何の番狂わせが必要あろうか。
 この世界――ファンタスマゴリアの秩序は、そんな前提のもとに揺るぎなく保たれていた。

 国を統治する赤の女王、チェシャ猫に眠りネズミ、帽子屋、妖精……ファンタジックな“住民”達に物珍しさを覚えもしなくなるほど、僕は長らくここで生きていた。
 長らく。そう、たぶん長いのだろう。
 ここに来るまでの経緯、生まれた場所、前に居たであろう場所の記憶諸々は、どういう訳か綺麗さっぱり真っ白だけど。
 大切な想い出を失くした感覚もないから、別段不便とも感じない。

 今日も今日とて恙なく陽が落ちた空、月の周辺にダイヤを砕いたような星屑が散りばめられている。ぽっかりと浮かんだ月は、非の打ち所もなく美しい。そういえば今宵が丁度満月だったか。
 確固とした平穏を物語るかのような佳宵を、何とはなしにぼんやりと眺めていた時のこと。

「……なんだ、あれ」

 円かな月の環に一瞬、黒い影を見た気がする。
 稀有な暗雲、というよりは……落下してくる人のシルエット、のような。
 いやいやまさか、気のせいに決まっている。予期せぬ事態や凶兆など、この安定した世界で起こりうるわけ――

 ――と自らへ言い聞かせながらも“それ”の見えた方へ、歩いていってしまうのは何故だろう。歩調だけでなく心拍まで、段々と速くなっていくのは何故だろう。
 そうして行き当たった先の野辺に、いた。
 見覚えのない、ひとりの女の子。月から落っこちてきたのにもかかわらず、傷ひとつ負っていない。
 そもそも僕に見覚えがないということは即ち、この国の住人ではないということだ。
 そう断言できるくらいにすべてを知り尽くしている……と無意識に思い上がっていた瞳を、初めて遭遇した未知への訝しさに思わず眇めていた。

「――…きみは誰?」

 こちらを振り返ったきみと、視線がかち合った瞬間。おとぎの国の住民としてはずいぶん陳腐な表現が、胸の奥にこだまする。
 名前も知らない物語が、確かにはじまる音がした、と。

More

 Mome Wonderlandは宝塚歌劇団のミュージカル・アドベンチャー『アリスの恋人』および、同作にインスピレーションを与えたルイス・キャロル著『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をモチーフとしたキャラレスサイトです。

 Once upon a time... 昔々、あるところに。
 世界中の人々に愛されるおとぎ話の多くは、そんな定型句からはじまることと存じます。遠く離れた時間の向こうから、現実離れした昔語りの形をとって。
 けれどMome Wonderlandの序出しは「今、あなたが佇むこの場所から」。
 物語のヒロイン――件の童話で言うところの“アリス”にあたる登場人物は、うさぎを追いかけたエプロンドレス姿の少女ではありません。現代の日本で、現実世界だからこそのちいさな悩みを抱えもしながら生きている、恐らくごく普通の女性です。

 何の変哲もない日常の中、突如現れた非日常の扉もとい穴。
 迷い込んだ先は明るく楽しく、不思議がいっぱいのワンダーランド「Phantasmagoria(ファンタスマゴリア)」。
 初めて目にするものばかりの世界で“アリス”が初めに出逢うのは、そこに住まうひとりの青年でした。
 片や現実世界からの訪問者、片やおとぎの国の住民。
 ひょんなことから時間を共にすることになったふたりは、言葉を重ね、互いを知って、如何なる思いを抱き合うのでしょうか。

 おとぎ話には障壁がつきもの。物語の中で、辛い事実を突きつけられる機会もあるでしょう。
 けれど決して悲しいまま、光が差さぬまま終わるお話ではありません。手を取り合って歩み続けた暁にはきっと、優しく希望に満ちたエンディングがあなた方を待っています。
 どうかそれぞれの彩を纏った「Happy ever after.」まで、おふたりをご案内させて頂けますように。

 また本サイトでは願書ご提出に際し、男性PCのPLさま方にのみ開示する情報が御座います。
 特定のイベントで全体公開となりますが、それまでは物語のフレーバーとしてお楽しみいただければ幸いです。

World

Phantasmagoria(ファンタスマゴリア)

 女性PCが迷い込んできた、Underground Wonderland(地下のおとぎの国)。朝、昼、夜へと移りゆく時間の流れ方は現実世界と同じですが、四季や天候の概念はありません。空は常に青く澄み渡り、陽が沈めば満天の星と冴えた月の光が住民達を見守ります。

 街並みは、現実世界で喩えるならばドイツのローテンブルクやデンマークに近いでしょうか。カラフルな色彩の家々、西洋の情緒溢れるロマンティックな佇まい。それでいて遊園施設のように楽しげな賑わいがあり、どこからともなく聞こえる快い音楽も相俟って、街の雰囲気はまさしく「おとぎの国」そのものです。ファンタジーの世界にそぐわない電気や化学、それらを原動力として働くいわゆるデジタル機器は存在しません。
 また、現代の「学校」に相当しそうな教育機関も特に見当たりません。この国には老いや成長という概念がなく、誰もが当たり前に永遠の命を授かっているようです。したがって墓地らしき施設もありません。

 住まう民も都市の印象を裏切らず、それぞれに個性はあれど気の良い人物ばかりです。一見して「人物」とは称しがたい二足歩行の動物もいれば、あなたがよく知る現実世界の「人間」によく似た見目の住民もいるでしょう。共存する彼らが誰かに害を為すことは無きに等しく、時に喧嘩をしたとしても大抵は仲の良さからくるじゃれ合いの域を出ません。
 突然現れた女性PCのことも温かく迎え入れ、何の打算も下心もなく友好的に接してくれるでしょう。

 全体の広さは大型遊園地程度で、中央に赤の女王の城が聳え立っています。城門の前に護衛のトランプ兵が配置されているのは、争いが起こり得た昔の名残だと或る人は言います。
 街から離れた場所には花畑や湖水など、美しい自然を愛でられる場所もあります。
 ただし住民曰く「安全な場所ばかりではない」ので、深く進み入りすぎて迷子にならないように注意が必要なのだとか。

 ファンタスマゴリア内の行き来は自由にできますが、国の外へ出ることはできません。
 国全体が高い壁に囲まれ、出入り口もないために外界を見ることもできません。
 尤もこの平和な楽しさから逃れ出ようなどと、そんな勿体ないことを考える方は早々いらっしゃらないでしょうが。

*More...

 基本的には上記の内「四季や天候の概念はない(昼夜の移ろいや月の満ち欠けはある)」「パソコンや携帯電話などのデジタル機器はない」「住民達は年をとらない」の3点を最低限念頭に置いていただければ大丈夫です。お気に入りの場所、親しくなった住民の家やお店など、ご自由に設定可能となっております。Wonderlandは「おとぎの国」かつ「不思議の国」ですので、多少現実離れした生き物や施設が存在しても何らおかしくはありません。皆さま方の感性の赴くまま、ワンダーランドを彩っていただけますと大変嬉しく思います。
 勿論、何か疑問点やご不安な点などございましたら、お気軽に管理までご相談くださいませ。

女性PCについて

 本サイトの“アリス”であり、令和の日本に生きる16~26歳の女性。助けを求める誰かの声を聞いたその日、突然現実世界からファンタスマゴリアへ落ちてくる。
 以下の共通設定に則っていただければ、性格・立場(学生、社会人など)他自由に設定可能です。

*共通設定:心の隙間
 女性PCが生きる世界は皆さま方と同じく、辛い現実が溢れかえる現代の日本。「その日たまたま嫌なことがあった」「少し前の出来事が心に引っ掛かっている」程度の軽いものから、長らく抱えている人間関係・仕事・進路の悩みや失恋など少し深刻なものまで――よほど多幸な人生を送ってきた方でない限り、“心の隙間”は誰しも生まれてしまうものと存じます。
 今回“アリス”として招かれるに至った女性PCの心にも、何かしらの綻びから心に充足を覚えられない“隙間”が生じていました。Story内文章のように「違う世界に行ってしまいたい」とまで明確に願う程だったのか、或いは無意識に思いを馳せていただけなのか。眠れば忘れる程度のものだったのか、長らく引き摺る考え事なのか。管理から制限をかけることは致しませんので、どうぞPCさまの個性に合わせてご自由にお決めくださいませ。

男性PCについて

 地下のおとぎの国・ファンタスマゴリアの住民。外見年齢は女性PCと同じく16~26歳程度。ある夜に“月から降ってきた”女性PCと遭遇し、成り行きで時間を共にすることとなる。
 普段の生活についてはPCさま方にお任せ致します。国のどこかに自分の家を構えているかもしれません。音楽や創作など女王の退屈を慰められそうな特技があるのなら、それを仕事として城の一室に住んでいるかもしれません。或いは定住地を持たず、日々好きな場所で寝泊まりしているかもしれません――つまりは、自由です。あなたが暮らすファンタスマゴリアは、現実世界の枷や柵とは無縁なワンダーランド。お心の向くままにお過ごしくださいませ。

*秘匿情報
 キャラメイク・願書提出に際し、男性PLさま方にのみご確認いただく事実がございます。男性PCでご応募をお考えの方はこちらのメールフォームから自動返信メールをお受け取りの上、お目通しくださいますようお願い致します。

NPC

*赤の女王 [ プロフィール ]
 ファンタスマゴリアを統治する女王。大抵の国民達は見知らぬ人間にも友好的かつ親切に接してくれますが、唯一の例外となるのが彼女です。国内に余所者が増えるのを嫌い、突然現れた“アリス”にも早く帰ってほしいようです。

*ナイトメア [ プロフィール ]
 女王の側近。彼女の命令は絶対だと忠誠を誓う一方で、物騒すぎる命令はさりげなく軌道修正して取り下げさせる手腕も持っています。素性については謎めいた所もありますが、日頃の行いからか国民には信頼されているようです。

Entry

Rule

* 24時間以内のスレ立て、36時間以内のご活動推奨、最長48時間以内のレス必須
『Mome Wonderland』では各イベントの期間を短めに設定しております。上記期限はあくまで最低ラインですので、それ以上の積極的なご活動を恒常的に行っていただくようお願いすることとなります。
急な予定が入ってしまった場合など、レス遅延が発生しそうな折は必ず事前に、可能な限り早めのご連絡をお願い致します。

*1レス文字数~1300字程度推奨。
前項でも述べました通り、本編中皆さまには精力的なご活動をお願いすることになります。コンスタントに会話を重ねていく必要性から、レスの長さはソロール・撤退レスを除き概ね1000字程度を推奨しております。
文字数上限についてはあくまで目安であり、超過しても特に管理サイドから注意喚起等を行うことはございません。ただお相手さまが返しやすいよう、テンポの良い遣り取りが叶うように、思いやりと愛をもってご活動いただけますと幸いです。

*サイト外PL交流・参加を仄めかす行為は禁止。
ワンダーランドの一員となった事実、物語を紡ぐなかで芽生えた思い。それらを期間中に『Mome Wonderland』の外へ持ち出す行為や、ご友人同士で示し合わせての参加は一切ご遠慮ください。
SNSやPL様同士の繋がりなど、管理サイドからの確認や関与が叶うものではないために全て皆さまの良識に委ねることとなります。ラストアンケート公開までが参加期間ですので、それまではサイト内のみで完結させていただきますようお願い申し上げます。

*物語を最後まで全うしてください。
『Mome Wonderland』において、辞退者が出た場合の追加募集は原則として行いません。ご自身のキャパシティや先々のスケジュールなど、きちんと把握の上でご応募をお願い致します。
中途で物語を投げ出す行為は「一緒に歩いていきましょう」とお約束したペアの方にご迷惑をおかけし、また悲しい思いをさせてしまうことになります。固い物言いになり恐縮ですが、管理人もお迎えした皆さまの物語を最後まで見守りたく存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

Enrty

『Mome Wonderland』においては、単体でのご参加を推奨しております。
【掛け持ち応募・参加は単体】をご希望の方は、その旨を願書内に明記ください。

募集人数は 6~16名(3~8ペア)を予定しております。募集期間を終了しても最少人数に満たなかった場合、申し訳ございませんが開催を見送らせて頂きますことをご承知願います。

願書項目

【01】 PL名(ふりがな)
【02】 PC名(spell or ふりがな)
男性は外国名・ファーストネームのみ。女性は日本名・フルネームをお書きください。(※「日本住まいの外国人」等の設定であれば外国名も可)
また本編において、女性PCの呼称はファーストネームのカタカナ表記(例:山田花子→ハナコ(Hanako))になります。ご希望の呼び名・スペルなど(例:山田花子→ハナ(Hannah))がおありの場合はそちらもご記載ください。
【03】 性別 / 身長 / 年齢
年齢につきましては、男性PCは「外見年齢」をお書きください。
【04】 希望アイコン(100×100のみ、第2希望まで)
【05】 性格・備考(400字以上、制限なし)
【06】 ロールサンプル(文字数制限無し・ペアアンケート資料として公開予定)
A:住み慣れたファンタスマゴリアで、いつも通りに過ごす一日の終わり。夜空の月から人が落ちてくるのを目撃して。(男性のみ)
B:ある月の夜、助けを求める誰かの声を聞く。何処かから足を踏み外して落下していき、気付けば異世界の野原に。(女性のみ)
C:シチュエーションフリー
【07】 イメージカラー/カラーコード(本編白背景)
【08】 一言(1行35文字、行数制限なし)
提出は こちら からお願い致します

TOP